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スカイツリーで雷観測

世界最高の高さを誇るスカイツリーには雷が落ちる

雷の研究の難しさの一つは、いつ、どこに落雷するかわからない点にあります。
しかし、よく知られているように、雷は高いところに落ちやすく、とがったものに落ちやすい、という特徴があります。 そこで、目をつけられたのが、スカイツリー。 高さ634メートルという高さは、東京の真ん中に突き出た突起物になります。
ご存知の東京タワーが333mですから、ほとんど2倍。
落雷の期待が高まります。

スカイツリーにはどのくらい落雷するのでしょうか

同じ場所、ほぼ同じ地点に落雷するのは、いくらスカイツリーでも、そんなに頻繁に落雷するわけではありません。
過去の事例で、東京タワーが、およそ年に1回だそうです。
あまりの回数の少なさに驚くかもしれません。
一般にある鉄塔の場合、特定の一つの鉄塔で考えると、数十年に1回程度だそうです。
どこに落雷するか、予想して測定機器を準備することは至難の業です。
東京タワーといえども、年に1回程度ですから、雷の電流の詳細な研究は困難なのです。
それで、スカイツリーの方の期待値は、というと、おそらく1年に10回程度は落雷するのではないかと、期待されています。
夏の雷シーズンに落雷が集中すれば、かなりの頻度になります。

スカイツリーで雷観測スタート

そんな中、雷観測がスタートすることをNewtonが紹介している。
電力中央研究所と東京大学の共同研究らしい。

雷の何を観測するのでしょうか

落雷のエネルギーは非常に大きいので、避雷設備はその電流を安全に地上の流すように設置されます。
その流れる電流には、雷のさまざまな情報が含まれています。
稲妻の「ジグザグ」は誰でも知っている特徴ですが、その「ジグザグ」が、雷の電流の周波数成分に含まれているのです。
どのような経路で落雷したのかという解析もできる可能性があります。
周波数成分の詳細な分析はいろいろな期待がかかっています。
スカイツリー上に設置した観測カメラなどと組み合わせると、予想以上の情報を取得できるかもしれません。

スカイツリーが測定器になる

スカイツリーは高さ634メートル、地下を含めると、もっと長くなります。
鉄骨は単純に直線だけではありませんので、避雷設備に落雷の電流が流れる距離は相当なものになります。(おそらく、電流は鉄骨を使って地上に流すでしょう)
いくつの測定器、どのような測定器が使われるか知りませんが、
いろいろな方向に研究、調査が進んでいくのではないでしょうか。,br /> 雷の研究にとって、スカイツリーは宝物です。

カテゴリ: 落雷対策