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クラシック音楽の中での雷の表現

雷を音楽で表現することは難しかった

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2007/06/17、某交響楽団の打楽器奏者Fさんと昼を食べながら、お話しました。本サイトの「雷」の話をしながら、クラシックの中にも、結構、「雷」が出てきますよね、ということに話が進みました。

彼の説明によると、クラシック音楽では、いろいろな風景や情景を音で表わします。 たいていのことは、表現できており、どのように表現すべきかという考え方は出来上がっている。
のどかな風景、山並み...、怒りや愛情や喜び・失望など。
ただ、雷を音でどのように表現するかは、長い間、課題となっており、適切に表現する作曲家が現れなかった。

最初に雷を表現したのはビバルディ

この問題に、先鞭をつけたのは、ビバルディで、「四季」の中で雷を弦楽器で表現してみせたのが最初だそうです。

雷の表現を決定付けたのはベートーベン

ベートーベンが交響曲6番「田園」の中で雷の表現の歴史を変えるようなことをやって見せた。彼はティンパニーを打ち鳴らすことで、雷を表現しました。
その後、いろいろな作曲家がベトーベンのやったことに変化を加えて、それぞれの曲の中でいろいろな雷の表現を試みた。
ロッシーニ:ウイリアムテル序曲
ベルリオーズ:幻想交響曲・第三楽章
ドビッシー:交響詩海
などが代表的。

国によって表現が違う

ドイツの音楽家、フランスの音楽家、イタリアの音楽家でも、それぞれの表し方に特色があっておもしろいということでした。
「雷」の表現はクラシックの世界でも奥が深いようです。
少し、時間をかけて調べてみることにましょう。
どのような楽器を使って、そのように雷を表現しているかをできるだけわかりやすく、説明していきたいと思います。どこまで切り込めるか、ご期待ください。

CDではわかりにくい

いているだけでは、雷を表現しているのか、何を表そうとしているのか、通常はわかりません。
まして何の楽器を使って音を出しているのかも、なかなかわかりません。
できるだけ楽器の種類なども説明に加えたいと思います。
せっかく、演奏の現場の人からお話を聞くことができるので、他では得られない情報をお伝えできればと思います。

カテゴリ: 記憶・記録に残る雷