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「音楽の中の雷」の一覧

雷鳴と稲妻(ヨハン・シュトラウス)

ポルカ」雷鳴と電光 作品324

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1868/2/16にディアナーザルのヘスペルス舞踏会で初演。
前年パリ万博に出品されたクルップ社の大砲の音を雷に見立てたとの説がある。
大太鼓が「ドン」となる。

クラシック音楽の中での雷の表現

雷を音楽で表現することは難しかった

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2007/06/17、某交響楽団の打楽器奏者Fさんと昼を食べながら、お話しました。本サイトの「雷」の話をしながら、クラシックの中にも、結構、「雷」が出てきますよね、ということに話が進みました。

彼の説明によると、クラシック音楽では、いろいろな風景や情景を音で表わします。 たいていのことは、表現できており、どのように表現すべきかという考え方は出来上がっている。
のどかな風景、山並み...、怒りや愛情や喜び・失望など。
ただ、雷を音でどのように表現するかは、長い間、課題となっており、適切に表現する作曲家が現れなかった。

アルプス交響曲

究極の雷表現:トタン板

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雷を音楽の中で表現した数ある作品のなかで、究極は、リヒャルト・シュトラウス(左の写真) のアルプス交響曲である。 この中で彼は、通常の楽器では、雷の凄みを出し切れず、満足できず、トタン板をぶら下げて、それをゆすり、「どどどど....」という雷鳴を表している。さすがに迫力はすごい。

幻想交響曲

幻想交響曲:4台のティンパニーによる雷

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幻想交響曲は、ベルリオーズの代表作です。
彼は当時の管弦楽法の第一人者で、1844年に著した「近代楽器法と管弦楽法」も、
後の多くの作曲家に計り知れない影響を与えたといわれています。

ベルリオーズは、この幻想交響曲の第4楽章断頭台への行進が始まる直前の部分で、
4台のティンパニーを使い、見事な和音のうねりで「遠雷」の響きをつくっています。
その不気味なうねりは、次の楽章「断頭台(ギロチン)への行進」を予感させるのに
十分ななんとも言えない不吉な重苦しい響きです。