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「文学・ことわざ言い伝えの雷」の一覧

付和雷同

意味は知っていても、よくわからないことば

「付和」は自分の意見を持っていないで、他人の意見に簡単に賛成することで「附和」とも書きます。 「雷同」は雷が応じて響くように、他人の意見に同調することだそうです。

万葉集から

たまには、万葉集など口ずさんでみてはいかがでしょう。 天雲の 近く光りて 鳴る...

雷の呼び名いろいろ

雷への恐怖・宗教的な恐れ

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雷は昔から、地震、雷・・・と、怖いものの代表に上げられています。
落雷の音、電流が引き起こす衝撃は、宗教的な恐れともなり、
落雷地点や被害にあった物が信仰の対象となることもめずらしくありません。
そのようなことで、各地に雷神社などができたように思われます。
同時に、雷は雨をもたらす恵みのしるしでもあり、
人々は恐れと同時に不思議な愛情も示しています。

超人こそ稲妻である・・・ニーチェ

ツァラトゥストラはかく語りき(ニーチェ)より抜粋(岩波文庫)

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第1部(3)

あなたがたの罪が天の審きを求めて大声をあげているのではない。
叫んでいるのはむしろあなたがたの自己満足だ。
あなたがたの罪のけちくそさそのものだ!
だが、その舌であなたがたをやきほろぼすような稲妻はどこにあるのか?
あなたがたに植えつけられなければならない狂気はどこにあるのか?

ギリシャ神話から

稲妻:

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ギリシャ神話では、ゼウスが雷の稲光を槍のように投げる雷矢とされた。ゼウスはこの矢を使って戦いに勝利するとされた。ゼウスはもともと雷神である。

古今集

古典の中の雷

日本の古典文学で、空(そら)を読むというと、月を読むものが多い。
星に関するものは本当に少ない。外国の、星に対する興味の強さを考えると不思議である。
あまり、知られていないようだが、日本の文学には、非常に古くから、雷に関するものが多い。
専門家ではないので、歴史的な重要さはわからないが、
古いものほど、日本人の自然観、ものの見方などを理解するのに重要ではないかと思える。

冬空に大音響あれば

冬空に大音響あれば大雪のきざし。

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雷は冬にも発生する。そしてここでいう雷はその冬のかみなりである。
北陸地方、とくに雪がよく降る地域で発生する。シベリアからの寒気が日本海で暖められ、
水蒸気を含んだ空気となり、北西の季節風にあおられて、山脈にぶつかり、上昇する。
上空の冷気と下からの暖気が転倒を起こし、雷雲が発生するというシナリオが考えられている。

日本書紀から:イザナギノミコトは雷の化身?

頭には大雷居り、胸には火雷(ほのいかづち)居り、
腹には黒雷居り、陰には折雷居り、左の手には若雷居り、右の手には土雷居り、
左の足には鳴雷居り、右の足には伏雷居り、
あわせて八はしらの雷神成り居りき。

青天の霹靂

青天とは

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よく「晴天」と間違えられるが、正しくは「青天」である。
意味はそれほど違わないが、「青天」というと、雲ひとつない青空の印象がもっとつよく感じられる。

東の雷、雨降らず

東の雷雲は遠ざかる

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夏の入道雲によって、雷雲が発生したとき、雷雲は西から東へ移動する。
そのため、東の雷は遠ざかっていくものなので、
雨の心配、落雷の心配も少ないということになる。

寒中の雷は豊作...

ことわざ・言い伝え:寒中の雷は豊作の兆し

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北陸地方で多く発生する寒雷は、大陸の高気圧の張り出しによるもので、
北西の季節風が強くなり、山脈に吹きつけられた風が上昇気流となり、
上空で雷雲となることによります。

四月雷は日照りのもと

四月の雷は、各地で干ばつと関連付けられている

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四月というのは旧暦のことで、現在でいえば、だいたい五月に相当します。
好天が続く年の五月は熱雷が発生することがある。
太平洋高気圧が例年より早く発達し、空梅雨になることもしばしば。

雲中に大音響は大雪?...

雪おこし

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冬のどんよりとした寒い曇り空の日、雲の中で大きな雷鳴(大音響)が聞こえると、北陸ではいよいよ雪の季節到来となる。
これが「雪おこし」である。

稲光 いなびかり:なぜ稲の字?

雷光になぜ稲の文字?

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雷雲が発生すると、雲の中で、稲光が発生し、雲がピカッと光ることがある。
稲光とは、雷の放電による電光のことをいい、稲妻ともいう。
「稲」という文字が使われるのは、雷の電光が稲を実らせると考えられていたという説がある。
日照りの続く夏の夕方、稲光とともに降る夕立は、稲の実りをもたらすともいえます。
雷はさまざまな形で、民間信仰と結びつき、迷信や言い伝えに残っています。
枝分かれした雷光は金色に輝く実った稲穂に見えなくもありません。