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「雷はなぜできる?」の一覧

雷はどうしてできるの?(4)

対流説(ボンネガット提唱)

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雷雲内部の上昇気流と雷雲周辺の下降気流が、同一の電荷を集積し、雷雲の電荷の分離をうむという考え。
この説は、その後の研究結果、測定結果と一致しないため、雷の発生についての説明としては、完全に退けられた。

雷はどうしてできるの?(3)

(1)気温が−10度以上のとき、また−10度以下でも雲水量が多いとき

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雲の中にある、あられの表面は水の薄い膜で覆われている。
このとき氷晶があられに衝突すると、水の一部は氷晶にくっつき、氷晶は(−)に帯電する。水を失ったあられの方は逆に(+)に帯電することになる。

雷はどうしてできるの?(2)

雷はなぜできる?:

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中谷宇吉郎というと、大変有名な物理学者である。寺田寅彦の弟子でもある。
この先生が温度の異なる氷の粒がぶつかり合うと、一方が+に、もう一方がマイナスになることを発見しておられる。
この氷の粒が激しくこすれあい、割れたり、結合したりして電荷を大きくすると、雷になるということだ。

中谷先生は「災害は忘れたころにやってくる」という有名な言葉を最初に言われた方である
。 迷信のように「節分には卵を立てることができる」と言われてきたのを実験によって、
卵が立つのは特別なことではなく、いつでもできることを証明したりした。
卵を立てた状態でそうっと抑えていると、比重の重い黄身の部分が、徐々に下がってきて重心が低くなる。
さらに卵の表面は多少のでこぼこがあるので、うまく位置があうと、立てることができるということを証明した。
実験物理の第一人者である。

シンプソンとウイルソンの大論争:1928年

なぜ、大空に電気が溜まるのか、どうして雷のようなエネルギーになるのか

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フランクリンが雷は電気であることを証明した後も、この「なぜ」に対する答えは、なぞは長いことだれも説明することはできなかった。
1920年代に雷の研究が熱心に進められ、活発な意見が交わされた。その中で、特に有名なのが、1928年グラスゴー大学で行われた雷研究の発表におけるシンプソンとウイルソンの論争である。

シンプソンはイギリスの気象台長
ウイルソンはノーベル物理学受賞者

当時の最高レベルの学者の論争は多くの研究者を巻き込んだ雷の歴史的大論争となった。
しかも、この二人の学説は雷の発生について、まったく正反対だったので、なおさらである。