雷による核反応
雷による核反応を解明=新潟でガンマ線検出、京大など 2017/11/23(木) ...
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雷雲の中で放電が起こると、雷光が発せられる。
距離が近ければ、「ごろごろ」という雷特有の音が聞こえる。
放電によって、空間が1000分の1秒のような短時間で、瞬間的に熱せられるので、
空気が膨張し、圧力の変動が衝撃音となって聞こえるのが、雷鳴である。
放電の際の電気は数万アンペアにもなるので、放電の経路となった部分の空気は1万度にもなるといわれている。
海や地面の水分を含んだ空気が温められると、軽くなり、どんどん空高く上がっていきます。ところが上空は、地面よりも温度が低いため、空気は冷やされ、水分は徐々に水滴になり、雲になります。たくさん水蒸気を含んだ空気がどんどん上空に上がっていくと、空気の流れは激しくなり、雲はどんどん発達します。結果として、乱気流が発生することになります。
雷雲が発生すると、雲の中で、稲光が発生し、雲がピカッと光ることがある。
稲光とは、雷の放電による電光のことをいい、稲妻ともいう。
「稲」という文字が使われるのは、雷の電光が稲を実らせると考えられていたという説がある。
日照りの続く夏の夕方、稲光とともに降る夕立は、稲の実りをもたらすともいえます。
雷はさまざまな形で、民間信仰と結びつき、迷信や言い伝えに残っています。
枝分かれした雷光は金色に輝く実った稲穂に見えなくもありません。