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変わった雷(火山雷)

雷は気象現象だけではない:

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通常の気象現象とは言いがたいことが原因で発生する雷もあります。
火事や熱で発生する上昇気流が雷雲の発生原因で発生する雷です。
火山の噴火による火山雷、山火事などの火災による火事雷、原爆などの核爆発による核爆発雷などです。

火山の爆発による火山雷:

(これは他の2つと比べると気象現象に加えてもいいかもしれません)

激しい噴火が起こったとき、噴煙の中やその周辺の狭い範囲で雷鳴と稲光が発生する現象で、火山雷という名で呼ばれています。
入道雲は黒雲ですが、火山の噴煙の黒さは、その比ではありません。また、水蒸気が厚く覆うために太陽光をさえぎって黒く見える通常の黒雲と違い、噴火の場合は噴石やさまざまなガスなどの煙の黒さです。そのため、火山雷の稲光は通常の雷と比べて、よく見えません。
噴煙の間から垣間見えるということのほうが多いようです。
雷鳴も短く、また噴火の音があるのですから、かき消される可能性もあります。

YouTubeで2009/4/5の桜島大噴火の映像が流されましたが、その中に稲光がはっきりと映っていました。かなり感動的です。
http://www.youtube.com/watch?v=zizELpJkogY&feature=results_main&playnext=1&list=PL0155C01792903EC6

火山雷の観測例

有珠山(1977~1978年)
鹿児島県桜島(1985年4月9日)
三宅島(2000年)
などがの記録があります。

外国では、
アイスランドのスルツェイ火山の噴火は、規模が大きく、海中で起きた噴火により、10日間の噴火で、長さ1kmの島が生成したという激しいものです。
このときの噴火の映像はごく近くで撮影され、記録されています。「Birth of island」という映画で、日本語版のビデオもあるほどです。
この火山の噴火では、多数の雷光が発生し、火山雷の映像としても、記録に残るものです。

カテゴリ: 雷とは? , いろいろな雷