Home > 季節の雨 > 五月雨を集めて速し最上川

五月雨を集めて速し最上川

もっとも昼が長い季節は雨の季節

05.jpg

一年のうちで、もっとも昼が長いのは灼熱の太陽が照り輝く真夏ではなく、
意外にも、もっとも雨が多く、じめじめした季節です。
湿り気が身体にまとわり付くような、不快極まりない季節であり、ものがカビやすく、気もめいる季節でもあります。
この時期の雨を「五月雨・さみだれ」、この季節を「梅雨つゆ」といいます。

もっとも雨の量が多い雨の季節

104.gif

梅雨の時期に十分な雨が降ることで、田畑が潤い、貯水池に水が満々と蓄えられます。
もし、この季節に雨が少ないと、農作物への被害、飲料水の不足などで悩まされることになります。
秋の台風や秋の長雨が再び雨をもたらすまで、夏の日照りを乗り越えるのは、この梅雨の雨です。
ある意味で、日本の水田文化を支えてきたのが、梅雨であるといっても過言ではないでしょう。
降り続いた雨が川に集まり、増水し、勢いを増した川の流れ読んだ芭蕉の句は、おそらく誰でも知っていることでしょう。
この句のおかげで、五月雨という語が死語にならないのではないのかもしれません。

五月雨を集めて速し最上川(芭蕉)

mogamigawa.jpg

カテゴリ: 季節の雨 , 春の雨