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長崎豪雨1982(S.57)年7月:短時間型の豪雨1時間187mm

歴史的な豪雨:時間雨量187mm

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気象庁が作成した「雨量と人の受ける印象」によると、時間雨量が80mmを越すと、
「息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる。」とあります。
長崎豪雨では23日19時から20時までの1時間に80mmをはるかに超える187mmというたいへんな豪雨を記録しました。
時間雨量としては、それまでの国内記録の167.2mmを大幅に更新する雨量でした。
観測史上最大の豪雨といえます。

短時間型の豪雨

このときの24時間の雨量を見ると、608.5mmでした。
しかし、たいへんな雨量ではありますが、国内の過去の記録を見ると、1976年に徳島県で記録した1138mmや1957年に同じ長崎で記録した1109mmには遠く及びません。
このときの長崎豪雨の特徴は短時間に集中したことが大きな特徴です。

被害の概要

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  1. 死者・行方不明者:299人
  2. 住宅の全半壊:1,583戸
  3. 被害総額:3,153億円

当時の長崎県の予算が約4,000億円であることを考慮すると、この豪雨の損害がいかに大きなものだったか想像できる。

カテゴリ: 豪雨と災害 , 災害の記録