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雨のもとになる上昇気流を生み出す4つの要因

上昇気流はいろいろな原因で発生する

上昇気流が、いろいろな原因で発生するというと、驚くかもしれません。
上昇気流というと、普通、思いつくのは、次の項で紹介しえちる地面や海面が暖められることです。
しかし、実際の気象では、ほかにもいろいろな上昇気流を生み出す原因があります。
順に見ていくことにしましょう。

1.地面・海面の加熱

夏の日照りは地面をまるでフライパンのように加熱します。
とくに、コンクリートでできた都会の地面の温度上昇は激しくなります。
ヒートアイランド現象がその代表です。
海面が日光に照らされると、水蒸気をたっぷり含んだ上昇気流を生み出さします。

2.風の流入

狭い地域に四方から風が吹き込んでくると、中心の空気は行き場を失い、上昇します。
限られた狭い地域でなくても、それと同じような状況ができると、上昇気流が発生します。
低気圧は渦の中心に向かって風が吹いてきます。中心部の空気は激しい上昇気流となります。
以前、台風の目に入ったとき、紙くずが勢いよく上に吹き上げられていくのを印象深く眺めたことがあります。

前線

前線は暖かい空気と冷たい空気がちょうどぶつかっている境目です。
前線では、冷たい空気は暖かい空気の下に入り込み、暖かい空気がその上に乗り上げるような状態になります。暖かい空気は上昇気流となります。

傾斜地

山間部はよく雷が発生します。山に当たった空気は山地の斜面に沿って上昇し、まさに上昇気流となります。最近では、山だけでなく、海からの風が、高層ビルにあたって上昇し、上昇気流が発生し、都会の天候に影響していることがいろいろなことで確認されています。

カテゴリ: 雨の基礎知識 , 雨はどのようにできるのか