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降水量はどのように測られているのか

自分でできる降水量測定

降水量は簡単に測ることができます。

準備するもの
  • 太さが一定の円筒状の容器を用意します。
  • ペットボトルは丈夫でいいのですが、形に変化があるので、降水量の測定には向きません。円筒ではありませんが、牛乳パックの方がよいと思います。
    どの辺も高さが同じになるように一定の高さで切っておきます。底が完全に平らではないので、少し水をいれて、あらかじめ深さを測っておきます。

  • 周辺にできるだけ何もないところに、倒れないように支えを置いて設置します。
  • 雨はまっすぐ上から降ってくるわけではなく、風を受けて斜めに降ります。そのため、屋根の近くや木などがあると影響を受けるので、周辺に何もないところがベストです。

  • 蓋をして置いて、時刻を測定して、蓋を取り除きます。
  • 一定の時間が経過した後、その時刻を確認後、蓋をします。そして、溜まった雨の深さを調べます。最初の水の量との差が降水量になります。
    タイマーよりもストップウオッチの方が測定しやすいです。
    タイマーは0になる瞬間を見逃すと、その後の時間経過がわかりません。
    ストップウオッチは、端数の計算が面倒ですが、融通が利きます。
    いくつか容器を用意しておいて、時間をずらして測ると、雨の降り方の変化がわかります。夏休みの宿題に面白いかも知れません。

本物の雨量計の仕組みは?

転倒ます雨量計

「転倒ます雨量計」は2つの水を受ける「ます」がシーソーのような構造で付いているものです。
その一つに雨水を注いで溜め、いっぱいになると「ます」が転倒して溜まった水を捨て、もう一つの「ます」が雨を受け始めます。何回「ます」が転倒したか回数をカウントすると量がわかります。
また、「ます」が転倒した時刻を記録しておけば、時間当たりの雨量も知ることができるのです。
このようにして雨がたくさん降っても、雨量計はあふれることなく、測定を続けることができる仕組みになっています。

入水部の口径は20cm、ますの容量は0.5mlです。

雪の量も雨に換算して測定できます

この場合の雨量計にはヒーターが付いていて、雪を溶かして測定するようになっています。
もちろんヒーターで蒸発しないように対策されています。

カテゴリ: 雨の基礎知識 , 観測