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体内時計の一日はおよそ25時間

25時間で1日の概日リズム

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概日リズム(体内時計)の1日は、個人差があるものの、多くの人では24時間ではなく、不思議なことに、およそ25時間周期なのです。
単純に日の出、日没の周期が私たちの身体のリズムを作っているなら、24時間周期が自然だと思うのですが、不思議なことに25時間で、一日の周期が刻まれているのです。
実際の1日の24時間より、身体の中のリズムが少し長いということです。
もし、太陽の光や時計など時刻を知る手がかりなしに暗闇で生活したり、人工的な明かりで生活していると、毎日、少しずつ、寝る時間、起きる時間が後ろにずれてしまうのです。

実際、人間は情報から隔離されて生活すると、自然に1日25時間周期で、寝起きし、日を刻んでいくようになるそうです。
どういうことになるかというと、今日10時に寝て、翌朝6時に起きた場合、その次の一日は11時に寝て、7時に起きるという一時間遅れのサイクルが体内時計に従った一日のリズムなのです。

つまり毎日一時間後ろにずれて、何日かすると、夜と昼が逆転してしまいます。ちょうど外国旅行のあと、時差がずれて、夜中に目が覚め、昼間眠くなってしまうのと同じようになります。

24時間周期で毎日同じ時間で生活できるのは、なぜ?

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普通に考えると、この1時間の狂いは重大な問題です。1時間ずつずれていくと、2週間もすると昼と夜がちょうど逆転してしまいます。

昼に眠くなってしまい、夜中に目が覚めて起き上がってしまうということになります。ちょうど外国旅行の後の時差ボケの症状と同じです。それでは生活が成り立ちません。 人々の生活時間が個人によって異なり、昼間、眠くなって寝てしまう人や、夜中に朝と感じて起きあがってしまう人がたくさん出てしまうことになります。

このずれは、重大な秘密によってキャンセルされます

体内時計にはカウント開始の時間を毎日リセットすることができるボタンがあるのです。
つまり、今日6時に起きて、10時に寝るとします。
起きた直後に、ズレを帳消しにする信号が与えられます。
また、翌日、朝6時に目が覚めるのです。
このリセット機能のため、毎日同じ時間に寝起きして生活することができるのです。

カテゴリ: なぜ眠くなる? , 眠りと目覚めのリズム