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睡眠の周期

タイプの異なる2つの眠り(ノンレム睡眠とレム睡眠)

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一晩の眠りは単純な一つの同じ眠りではありません。 眠りには不思議な周期があって、2つのタイプの異なる睡眠が交互に現れます。2つのタイプの異なる睡眠というのは、ノンレム睡眠とレム睡眠です。この2つがセットとして、一晩に何回も繰り返されます。

ノンレム睡眠とレム睡眠の規則性

ノンレム睡眠とレム睡眠の現れ方には、一定の規則があります。 眠り始めにノンレム睡眠が現れます。次にレム睡眠の順に現れます。
赤ん坊とナルコレプシーという病気の場合は例外です。最初のノンレム睡眠は深さがもっとも深いレベルになります。明け方近くのノンレム睡眠は比較的浅い睡眠のレベルになります。

ノンレム睡眠とレム睡眠それぞれの長さと周期

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ノンレム睡眠 :60分~70分
レム睡眠   :10分~30分
合計   :約90分
一晩にノンレム睡眠とレム睡眠で4~5セット繰り返されます。

ノンレム睡眠の特徴

ノンレム睡眠では、身体の筋肉の緊張は完全にはゆるんでいません。それに対して、大脳は完全に休息し、徐波という特徴的なゆっくりとした2Hz程度の脳波が現われます。
ノンレム睡眠の間に成長ホルモンなどの内分泌系・免疫系が活発になります。
脳が休み、細胞や身体の各機能、精神の回復・修復が行われます。

レム睡眠の特徴

レム睡眠では、筋肉の緊張はゆるみます。大脳は活発に活動し、記憶の整理・統合などが行われます。 学んだ後で、睡眠をとったほうが、記憶や応用力などに、寝ない場合よりも、よい結果になることが知られています。
徹夜勉強よりも、学んで、しっかり眠ることがよい結果につながります。

睡眠の重要性

ノンレム睡眠とレム睡眠ははそれぞれ交互に現われ、脳の休息、脳の記憶の整理、統合、身体の休息、ホルモンや免疫系の活動により、身体の機能の成長・修復が行われます。
2つの睡眠はまったく性質がことなり、睡眠の働きも異なるため、簡単にどちらが重要ということはできません。
それぞれの睡眠が健全であることが、精神と肉体の健康に欠かせないものであることが、解明されつつあります。睡眠は単に寝ているだけの活動の休止状態ではないことがわかり、睡眠の重要性が明らかされてきました。

カテゴリ: なぜ眠くなる? , レム睡眠とノンレム睡眠