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レム睡眠とノンレム睡眠の割合

睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠があり、一晩の眠りの中には、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れることが知られています。
睡眠中に脳の休息や脳での記憶の処理が行われるということですが、それでは、全体の睡眠時間に対して、レム睡眠とノンレム睡眠の割合は、どの程度の割合なのでしょうか。

睡眠の区分と眠りの深さの関係

よく知られているように、睡眠は大きく分けるとレム睡眠とノンレム睡眠に分けられます。
さらにノンレム睡眠は脳の休息の度合いによって4段階に区分されます。

睡眠の周期

ノンレム睡眠とレム睡眠の現れ方には、一定の規則があります。 眠り始めにノンレム睡眠が現れます。次にレム睡眠の順に現れます。
ノンレム睡眠 :60分~70分
レム睡眠   :10分~30分
合計   :約90分
一晩にノンレム睡眠とレム睡眠で4~5セット繰り返されます。

レム睡眠とノンレム睡眠ではどちらが重要か?

睡眠はノンレム睡眠から始まります。これはある意味で、ノンレム睡眠の重要さを示していると思われます。
しかし、睡眠がノンレム睡眠か、レム睡眠の一方だけになることはありません。約90分の短いサイクルの中に必ず両方の2つの睡眠が現れます。
ですから、どちらが重要というよりも、バランスが重要と考えることもできそうです。

レム睡眠の発見

アゼリンスキーが眠っている人の眼の動きを調べようとしたところ、被験者の眼はすぐに動かなくなり、眼の動きを示すデータは何もなくなってしまい、調べることはもう何もなくなってしまったのです。

ところが、突然、眠っているはずの人が、夜中に、きょろきょろと周りを見回しているような動きを始め、脳波も眼を覚ましたような波形を示しました。
まさに、このときレム睡眠が発見されたのです。

レム睡眠中の脳の活動

レム睡眠中は、脳波などの測定によると、脳の局所の血流が昼間と変わらないくらい増加していることも知られています。活発な脳の代謝が行われていることから、レム睡眠中の脳は単なる休息状態ではなく、重要な活動をしていることをうかがい知ることができます。

ノンレム睡眠の優先(睡眠の最初)と特徴(睡眠徐波)

病気の場合の例外はありますが、眠りついた初期の睡眠はかならずノンレム睡眠から始まります。レム睡眠から始まることはありません。必ずノンレム睡眠が現れることが知られています。
毎日の睡眠はまず、ノンレム睡眠から始まりますが、その最初の時に、脳の深い休息を示す睡眠徐波Slow waveが現れます。このことは睡眠でもっとも優先されるのが「脳の休息」ということがわかります。
最初のノンレム睡眠が一晩のうち、もっとも深い眠りなのです。

睡眠中の脳のエネルギー消費

脳の重さはおよそ体重の2%程度ですが、消費するエネルギーは目覚めているときで、身体全体の20%程度です。このエネルギー消費の激しさは、ある意味で驚きです。脳のエネルギー消費は筋肉などと比べて、非常に大きいといえます。