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タバコは睡眠にも悪影響

タバコの一般的な害

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タバコの煙には40種類を超える発がん性物質が含まれています。
発がん性が確認されていないものでも、有害物質は200以上といわれております。これほどの有害性が指摘されながら、なおかなりの喫煙者がいることは驚きです。

タバコの毒性

タバコの有害物質でもっとも有名なのは、ニコチンでしょう。
ニコチンの毒性はきわめて高く、タバコ2本に含まれるニコチンは成人の致死量を超えるほどです。喫煙の場合、タバコに含まれるニコチンの全量を取り込むわけではないので、死亡しませんが、ニコチンの猛毒性はよく認識しておきたいものです。

タバコの快感

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タバコを吸うと、ニコチンは肺から血液の流れに乗って、7秒で脳に達します。
頭に「ガツン」とくるのが快感だそうです。
そして、脳のニコチン濃度は一気に上昇します。喫煙者の脳はニコチン濃度が高いときに心地よさと覚醒感を感じるようになっています。
頭がはっきりして、集中力が高まり、リラックス感もあります。

ニコチンが切れると

ところが、ニコチンは吸ったときは脳の中が高濃度の状態になりますが、喫煙後30分で、ニコチンの濃度が半減し、1時間で代謝され、なくなります。
ニコチンは1時間で代謝されるため、タバコを吸って1時間も経つと、ニコチンが切れた状態になり、覚醒度が下がり、感覚が敏感になります。
その結果「いらいら」した感じになります。一見、ニコチンは快感を与え「+」の状態を造っているような錯覚を与えますが、実際はニコチンの欠如による「-」の状態を作っているのす。
ニコチンが切れた時の「-」のレベルを、「0」のレベルに戻すために、タバコを吸っているのに過ぎないのです。
「-」の状態(ニコチン切れの離脱状態)がひどいので、タバコを吸って、「0」に戻ったときがいかにも快感のような錯覚に陥っているのです。
ニコチンは1時間ほどで代謝されるので、吸って1時間もすると、離脱状態になります。体調が「-」の状態になるため、タバコを吸った後、1時間後には、また吸いたくなるということです。。「いらいら感」や「集中力がなくなる」のはタバコを吸うことによって起こるのです。1時間1本(睡眠中は若干頻度が落ちるので)、およそ一日1箱というペースで、このいらいら感を抑えるということになります。依存度が高ければ本数が増え、低ければ減ることになります。

タバコが睡眠に与える悪影響

タバコは寝つきを悪くします

ニコチンには覚醒作用があります。そのため寝る前にタバコを吸うと、覚醒作用で寝つきが悪くなります。

タバコは眠りを浅くし、中途覚醒の原因になります

ニコチンの代謝は1時間程度です。睡眠中は代謝速度が遅くなりますが、それでも、睡眠中に必ずニコチン切れが起こります。その結果、眠りが浅くなったり、目がさめてしまいます。

依存度が高いと夜中に目を覚ますことも

依存度が高いひとの場合、ニコチンの離脱感が激しく、夜中に目を覚ましてしまうこともあります。もし夜中に起きだして一服すれば、また寝つけないことになります。まさに悪循環です。寝タバコは火事の原因のひとつです。
朝、起きるとすぐにタバコを吸いたくなる度合いが、依存度の目安になります。夜間はタバコをすえないため、朝の血中ニコチン濃度は極端に低下しています。そのため、朝、タバコをどの程度吸いたいかという願望の度合いで、ある程度、その人のニコチン依存度を知ることができます。
ともかく、タバコは悪いことばかりで、よいことがひとつもありません。睡眠にも悪いのです。

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