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不眠社会:現代社会には眠るべき夜がなくなった

不眠社会

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コンビニやガソリンスタンド、ファミリーレストランなどは、24時間営業が普通になっています。
もちろん、テレビは24時間放送が流れ、高速道路は夜間に物流のトラックが絶え間なく走っています。 大都市の夜は、若者があふれ、インターネット喫茶を生活の拠点にするネット難民の若者の生活に、夜昼の区別はありません。

現代社会には夜と昼の区別がない

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国民全体が、夜明けとともに、目を覚まし、職場に向かい、日常生活を開始するという一定の生活サイクルで動いていた時代がありました。しかし、そのころと、現在では社会の構造というか環境が大きく様変わりしました。
工場の機械に人が使われていたような時代には、確かに問題がありました。
そのころ、人は、人格的に扱われることがなく、まるで機械の部品、歯車のひとつのように見なされていたように思われます。

現代社会は眠らない社会

IT時代の到来は、人が個性的に生活し、機械中心でなく、人間中心の生活ができるような期待がありました。,br /> 自分の好きな時間に、自分の意志で仕事ができる。わたしたちはITに理想の未来を感じたのだと思います。
会社に行かなくても、PCがあれば、仕事ができる。
昼よりも夜の方が集中できる。
集中すれば、何時間でもPCに向かう。
そこには夜も昼もありません。
睡眠は端に追いやられ、いつの間にか、眠らない社会が誕生してしまいました。

眠らない社会、実は眠れない社会

驚いたことに、この「眠らない社会」は「眠れない社会」という思わぬ落とし穴に落ち込んでしまいました。
睡眠薬があふれ、睡眠治療に訪れる患者の急増。
睡眠時無呼吸症候群など、予想もしなかった眠れないことの苦しみ。
イラクやアフガニスタンのような治安が悪く、明日をも知れない生活をし、銃火の音や爆弾の音が安眠を破るところで、人は眠れているのに、自由に寝られるはずの平和な社会で、人は「眠れぬ苦しみ」にさいなまれているのが現実です。
日本人の20%が睡眠にトラブルを抱えており、アメリカでは実に40%の人が睡眠の問題で悩んでいるといいます。
不眠症はまさに現代病である。自分が自分を苦しめている。

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