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睡眠研究の道を開いた脳波の測定

睡眠は科学的研究の進まないテーマだった

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人間は人生のおよそ1/3を寝て過ごします。また、ほとんど毎日眠ります。
これほど、身近であるはずの睡眠について、最近まで、ほとんど研究されていなかったことは不思議なことです。


睡眠研究の昔の方法

以前は、眠りの深さを調べるのに、眠っている人のそばで、重さの異なる石を落し、音の大きさの違いと、眠っている人の反応から眠りの深さを調べるようなことが行われていました。 しかし、物音で目覚めてしまうと、その後の睡眠は変化してしまうため、なかなか思うような研究はできなかったのです。

脳波の測定によって科学的な睡眠研究が始まった

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睡眠を科学的に調べることができるようになったのは、脳波の測定ができるようになったのがきっかけです。 脳波を測定すると、脳の活動の違いは、意識状態や目覚めているか眠っているかで明らかに異なり、脳の活動状態の違いが、脳波にはっきり現われることがわかりました。  そのことを最初に発見したのは、1920年ごろ、オーストリアの精神科医ハンス・ベルガーという人です。

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