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睡眠時間の短縮

眠らない社会・24時間社会

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24時間社会は私たちの生活に画期的な便利さをもたらしました。
都心の繁華街はまさに24時間休みなしに動いています。
地方でも、ガソリンスタンドやコンビニはほとんど24時間営業です、インターネットは言うまでもなく、夜中にテレビをつければ、やはりいつでも番組が流れています。

眠ることを無駄と考える風潮

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社会には睡眠時間を犠牲にして生活するという傾向がうまれました。最近まで、私たちは寝る間を惜しんで働き、寝る間を惜しんで学ぶ生活を自慢していたように思います。
睡眠は活動の停止で、無駄な時間という考え方です。

驚くべきことに私たち日本人の平均睡眠時間は、この10年間で1時間も短くなってしまいました。その結果、睡眠不足が社会全体を覆っているようです。

睡眠不足社会

睡眠時間の減少による睡眠不足が、昼の眠気をもたらし、昼の生活から活性を失わせ、効率の悪さ、能力の低下、事故の発生率の増加、その他の健康被害を生んでいるといわれています。
睡眠不足の影響はいろいろな形で現われます。

脳の機能への影響

  • ・集中力の低下
  • ・記憶・学習能力の低下
  • ・注意維持の困難化
  • ・感情制御機能の低下
  • ・創造性の低下
  • ・意欲の低下

身体機能への影響

  • ・運動能力の低下
  • ・免疫力の低下
  • ・成人病の増加
  • ・成人病の増加
  • ・循環器系機能の低下
  • ・身体回復機能の低下

社会生活への影響

  • ・居眠りによる事故(産業事故・交通事故)
  • ・生産性の低下
  • ・医療費の増加
  • ・犯罪の増加・凶悪化

子供への影響

  • ・心身の発育不良
  • ・情緒障害、行動障害、精神障害

高齢者への影響

  • 痴呆の場合、睡眠障害があることが多い
  • ・睡眠障害→覚醒障害、徘徊、昼夜逆転
  • ・睡眠薬を用いる場合、認知機能、記憶への悪影響の副作用が多いと言われており、健全な睡眠が重要

睡眠不足・睡眠障害がもたらす社会的な損害

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睡眠不足や睡眠障害がもたらす損失は、日本国内だけで、1兆円を超える規模といわれています。
睡眠時無呼吸症候群という病気が、かなり話題になりましたが、運転手や危険なものを扱う人の睡眠不足が事故に結び付けば、経済損失にとどまらず、国内を揺るがす事故が起きても不思議ではありません。

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