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眠り:自律神経の働き 眠りの質:寝具と環境

眠りは自律神経の働き:交感神経と副交感神経の違い

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自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は心身を適度な緊張状態にします。
脳にどんどん血液を送り込み、活動的にします。
いわゆる「やる気モード」にする働きをします。
昼は交感神経が活発な時間帯です。
それに対して、副交感神経はリラックス状態を作り出す、緊張を鎮める働きをします。
私たちを睡眠に導くのも副交感神経の働きです。

交感神経と副交感神経:「バランスと切り替わり」

この2つの神経の働きのバランスが正常なとき、健康で快適な日常生活を営むことができます。
副交感神経が活発に働くことにより、夜、穏やかに眠ることにより、
昼の緊張から開放されてリラックスします。
睡眠によって心身の休息・疲労回復がはかられます。
朝の夜明けとともに副交感神経から交感神経に主導権が切り替わり、新しい一日の始まりとともにやる気モードにシフトします。
十分な睡眠によって、夜の穏やかさから昼の活発さへ心身の状態はよいリズムで切り替わります。

睡眠の変調は、生活全体の変調を生み出す

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交感神経と副交感神経の切り替わりに変調をきたすと、
夜の睡眠時に緊張状態が持続して、穏やかに眠ることができません。
寝つきの悪さ、浅さなど満足な睡眠を得られず、疲労をひきずったまま、朝を向かえることになります。
その結果、朝になっても、夜の心身の休息モードから昼のやる気モードへの明確な切り替えがなく、
逆に疲労感から脱力感や眠気が残ってしまいます。
夜の休息・リラックスの時間帯に昼の緊張した心身の状態が持続し、昼の活気と活力の時間帯に夜の無気力が入り込んでしまいます。
夜と昼が完全に切り替わらないのです。

よい睡眠にはよい睡眠の環境を

睡眠の意味、睡眠の間に身体の中で何がおきているかわかると、
よい睡眠のためには、眠るためのよい環境が欠かせないことがわかります。
身体全体がリラックスできて、静かな眠りを楽しめる寝具。
それは、暖かく、清潔で、さっぱりとした乾燥した感じがあって、
自然な寝返りができること、などがあげられます。
よい寝具を得ることは、睡眠を楽しむことです。
同時に、よい寝具を得ることは、睡眠によって、心身がしフレッシュされ、
さわやかな、活気に満ちた昼の日常生活を得ることです。

眠れないほどの悩みがあるときこそ、良い寝具で深い眠りを

ストレスが眠りを妨げるのは事実ですが、ストレスから解放してくれるのはよい眠りなのです。

あなたがたのうちだれが、心配したからといって自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。・・・だからあすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に十分あります。(新約聖書マタイ6:27,34 イエス・キリストの有名な言葉)

自分で解決できない問題を悶々と考えながら、ストレスの中で眠れない夜を過ごすのではなく、
重大な問題を抱えていたとしても、夜は心を眠りに明け渡し、温かい布団でゆっくりと眠ることです。
夜は悲観的な考えやどうどうめぐりに陥りやすいのです。
熟睡して心身ともにリラックスしましょう。
大きな問題を抱え込んでいるなら、いつもよりよく寝て、若干早く起きましょう。
新しい気力に満ちた朝を迎えたら、さあ、じっくりとそのストレスに立ち向かいましょう。

カテゴリ: 睡眠と寝具