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快適に眠るには、寝具を清潔に保つことが大切

とくに、ダニやカビはアレルギーの原因になりやすいので気をつけましょう。ダニやカビというと、高温多湿になる梅雨~夏のものだけだと思いがちですが、現在の日本の住宅は密閉性が高く、冬でも暖か。油断はできません。

人が快適に眠るには、夏は室温26~28℃、湿度50~60%、冬は室温18~23℃、湿度50~60%にするのが良いと言われていますが、ダニ、カビを増やさないためには、とくに湿度に気をつけることが大切。ダニは湿度60%以下、カビは65%以下で繁殖力が低くなるので、高温多湿になる季節は次のようなことに気をつけしょう。冬(12~3月)の間、湿度50%に保っておくと、夏に60%以上になっても異常繁殖することはないといわれているので、冬の加湿しすぎにも気をつけること。

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  1. 換気を心がける。窓やドアなど、必ず2ヶ所(対角線上にある所をあけると効率的)を開け、空気を入れ替えましょう。涼しくなるだけでなく、空気をキレイにするのに効果的。押し入れや引き出しにも湿気や熱がこもりやすいので、時々開けるようにしましょう。
  2. 夏は、カーテンやブラインドを使って寝室に直射日光が入らないようにする(朝はOK)。また、ドアを開けておくなど、閉め切らないようにすること。熱や空気がこもるのを防ぐことができます。
  3. 冷房だけでなく、エアコンの通気モードやランドリーモードを活用したり、スウィング機能や扇風機を併用して気流をつくる。効率的に温度・湿度を下げることができます。
  4. 乾燥しやすい冬はOKですが、湿度が高い季節は、洗濯物やぬれた物は寝室に持ち込まない。
  5. 観葉植物は多く置かない(熱を取るには効果的ですが、湿気が高くなることがあるため)。

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寝具については、次のようなことに気をつけてみましょう

  1. 布団を干す。
  2. 午後は湿気が高くなるので晴れた日の午前中に。布団乾燥機を利用してもOK。ただし、パンパンとたたかないこと。布団の中に入っていたダニの死がいが表面に出てきて、逆効果になることが。干した後は必ず掃除機で表面を吸うようにしましょう。

  3. 万年床にしない。
  4. 布団を床に敷きっぱなしにしていると湿気がたまり、ダニやカビが発生しやすくなってしまいます。ホコリも床から30cmまでにたまりやすいので、アレルギーが気になる人はまめに布団を上げて掃除をするか、ベッドを使いましょう。ただ、ベッドの場合も、下が引き出しになっているようなタイプは熱がこもることがあるので気をつけて。

  5. マットレスは時々、表裏を逆にして使う。
  6. 湿気がたまらないよう、マットレスや敷き布団は、表裏、上下を時々逆にして使いましょう。ダニは湿気(汗)やフケが好き。そのため、布団の上半分(頭からウエスト部分まで)にダニが増えやすいといわれているので、掃除機で吸い取るようにしましょう。布団の中にもダニが入り込むことがあるので、長く使っている人は丸洗いをするなど、メンテナンスを。ダニやカビが心配な人は、通気性がよく、ダニが入り込みにくい寝具に替えましょう。

  7. シーツ類をまめに取り換える。
  8. 私たちは睡眠中に約コップ1杯の汗をかくといわれています。また、冬でも布団の中の温度は33℃程度まで高くなるので、夏でも冬でもシーツ類は最低、週に1度は洗濯を(チリダニは卵から幼虫になるのに約1週間かかり、幼虫は糞をするため)。

  9. 枕を清潔に保つ。
  10.  枕は寝具の中でも汚れやすいので、長く使っている人は見直しを。また、頭は汗をかきやすいので、夏は放湿性、通気性の良いものを使いましょう。

  11. 冬布団をしまう時はお手入れしてから。
  12. 使った布団をそのままビニール袋などに入れて収納してしまうと、ダニが増える原因となるので、できれば丸洗いし、よく乾かしてから押し入れに。ダニが入り込みにくい布団を使用している人は、布団表面に丁寧に掃除機をかけてからにしましょう。

  13. まめに入浴し、入浴後は体をよく拭き、乾いてからパジャマを着る。 湿気はダニやカビが増えるだけでなく、細菌も繁殖しやすくなるので、入浴後は水気をよく拭き取って。とくに、髪の毛はしっかり乾かしてから眠りましょう。

  14. 床もまめに掃除をする。
  15. カーペットや絨毯、畳はダニが入り込みやすく、それが寝具へ移動してアレルギーの原因になることがあるのでまめに掃除を。とくにペットを飼っている人は、ていねいに。ダニが気になる人はフローリングにしたほうがベター。

  16. エアコンのフィルターやカーテンを洗う。
  17. カビやホコリがたまっている可能性があるので、清潔に保って使いましょう。とくに、春から夏、秋から冬など、しばらく使っていなかった状態からエアコンを使い始める際は、必ずフィルターなどを洗って(掃除機をかけてもOK)から使うようにしましょう。カーテンは最低年に1度は洗うこと。できれば梅雨などは避け、湿度が低い季節にしましょう。