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スリープトラッカーの機能評価

スリープトラッカーの特徴は2つあると思われます。

時間でなく、目覚めやすいときにアラームを鳴らす機能

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スリープトラッカーは、眠っているときの身体の動きを「アクセロメーター」(左の図)で計測します。
アラーム時間をセット、Windowをセットすると、アラーム設定時刻に対して、Windowで設定した時間前からモニターが作動し始め、快適に起きられる瞬間をキャッチし、アラームを鳴らします。

もう少し寝たいという思い

朝起きにくい人、朝が苦手という人の多くは、目覚めたときに起き上がれない人が多いようです。もう少し寝たいという誘惑に勝てない。
この場合、スリープトラッカーは、アラームの設定時刻よりも少し前の時間帯を監視し、目覚めやすいタイミングで、アラームを鳴らします。監視する時間の幅は設定によります。
さて、問題は、6時にアラームを設定して、5時半にアラームが鳴った場合に、すっきり起きられるかというと、これはかなり難しい問題です。
起きられない最大の理由は時間いっぱい寝たいということです。スリープトラッカーのアラームの特徴は「早めに鳴る」ことと考えていただけばよいと思います。
「もう少し寝たい」というのは、早めに起きたいということではないのです。
アラームの繰り返し機能(スヌーズ)が、ほとんどの目覚まし時計についていますが、「起きる」ということに限ってしまえば、本質的に同じと考えたほうがよいように感じられます。

朝の目覚めのカギは、少しの早寝とよい寝具

寝不足の朝は、スリープトラッカーが救世主になることはありません。
「早寝」、十分な睡眠時間がなければ、起きる困難さは変わりません。
睡眠の満足感は熟睡度で得られます。熟睡した朝は、心身ともに、目覚めの準備ができているのです。熟睡に必要なのは寝る前にカフェインを取らないなど睡眠サイトにいろいろ書いてありますが、生活習慣の見直しと、熟睡に適して寝具を使うことです。

本当に起きたい日にはよい

日々の習慣の中で、スリープトラッカーに頼り切るのは無理としても、特別早く起きたい日などには、この目覚まし機能は、十分役立つものだと思われます。

スリープトラッカーの第二の特徴、睡眠の監視

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勘違いしそうなのが、「スリープトラッカーは、睡眠マップを作成する」という誤解です。
左図のような、睡眠のマップを作るわけではありません。

スリープトラッカーが作るのは次の図です。

sleepmap.gif

小さくて見にくいですが、点が付いているところが、目覚め易いポイントとなっている時間帯です。眠りが浅いと判断されています。
このマークがどのぐらいの時間間隔でついているか、一晩にいくつついているかで、睡眠の質を判断しようというわけです。
点が付いている時刻と点と点の間隔の平均を取ってくれます。間隔が長いほど、眠りは深いと判断できます。間隔が短ければ目覚め易い、浅い眠りと判断できます。
睡眠マップではありませんが、自分の睡眠の様子を知ることができる機能です。

スリープトラッカーの判断と自分の眠りの感触の差

何日か、データを収集してみると、実際に寝ていた時の感じと、スリープトラッカーのデータに差を感じます。
ベッドに入る30分前に、「これから寝る」ということを設定しないと、正しく監視できないのは、弱点です。
寝る時間は、毎日30分や1時間ずれが出ますが、その都度、設定を変更しないと、監視がうまくいきません。測定結果にばらつきがあって、自分が感じる眠りの質と大きな違いが出ます。
ただ、何の参考にもならないかというと、そんなことはありません。何日もデータを収集すれば、睡眠の傾向をなんとなく知ることができます。「なんとなく」という感じです。きちっとわかるとは言えまないと思われます。
それでもPCへのデータ収集機能あるタイプを選ぶべきだといえます。
データは、数が増えれば、傾向を把握するのに十分利用できると考えられます。

スリープトラッカーは就床時刻が一定の方、あるいは、毎日寝る前に、就床時刻の設定変更できる「まめな方」にはとても便利ではないでしょうか。
スリープトラッカーはデータを何日分も溜めることはできません。毎日PCに取り込まないと、前日のデータは消えてしまいます。また、取り込み操作でミスをすると、フラグがたってしまうのか、データの取り込みができなくなることがしばしばあります。

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