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夜の方が朝より集中できる?

人間の身体は昼夜のリズムに支配されている

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夜勤労働と昼勤労働で効率を比較すると、昼の方がはるかに仕事がはかどることが知られています。また、夜勤の時間帯は集中力が低下して、事故が昼の勤務者と比べて多いことが知られています。
比較的、単純な事実です。
多くの人が夜型生活の理由に、夜の方が仕事や勉強に集中できて、効率がよいといいますが、
思い込みや言い訳のようです。
夜は静かで集中しやすい?
とんでもありません。朝はもっと静かで集中しやすいです。

創作活動に携わるひとの多くが夜型で、夜の方が仕事がはかどるといいます。
そのような固定観念は創作家にふさわしくありません。また夜型生活には不健康な面があります。健康的な創作活動こそ社会的な価値が高いことに気づくべきではないでしょうか。

医学的にも確認

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夜間の体温や脈拍は、昼と明らかに変わっています。夜は身体が「睡眠」モードになっているのです。
睡眠モードといっているのは、脳や身体の休息、疲労回復、ホルモンによる身体の修復など、身体の状態は昼のモードとはまったく「逆」ともいえる状態に変わります。昼の間の脳の記憶や新しい知識が整理統合される時間でもあります。
不思議なことですが、昼に活発な交感神経の働きと夜活発な副交感神経の働きが昼と夜で入れ替わるように働き、私たちの体の状態は昼と夜では、大きく異なっているのです。

朝は活動モード

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夜が休息、睡眠モードであるなら、朝は活動モードになります。身体が分泌するホルモンがよるとはまったく変わります。
脳の休息、身体の休息、新しい活動の準備が整った状態です。
常識で考えても、新しい活動にむけて準備完了の時間帯の朝に、仕事や勉強をするのと、一日の活動の終わりに休息モードに入った時間帯の夜に、眠ろうとしている身体に鞭打って、仕事や勉強に打ち込むのでは、効率の違いがあるのはとうぜんのことです。

価値ある人生・健康な生活は朝型生活から

昔から、早起きを勧める考え方が世界中にあります。「早起きは三文の徳」
遅寝、遅起がよいと勧める思想は、あまり聞いたことがありません。
世界は広いので、どこかにあるかもしれません。
実践してみると、朝型のほうが、時間の余裕、眠気の問題、体調、仕事の効率、どれをとっても、夜型の生活のときよりもよいと感じるはずです。
生活を切り替える「決断」が必要なのではないでしょうか。健康な人であれば、難しいことではありません。

交感神経の働き

交感神経は、「昼の神経」と言われるように、昼の活動的な時間帯に中心的に働いている神経です。交感神経の働気によって、私たちのい身体は活動に向けて整えられます。瞳孔は拡大し、心臓の拍動は速くなり、血管は収縮して血圧を上げ、体はエネルギッシュな状態になります。
交感神経は、精神的な刺激に対して反応して働きます。
恐怖に対して、感情の高まりに対して、緊張に対して、悩みや不安に対して交感神経が働きます。

副交感神経の働き

副交感神経は「夜の神経」と言われるように、体を緊張から解きほぐし、休息させるように働きます。副交感神経が優位になると、瞳孔は収縮し、脈拍はゆっくりとなり、血圧は下降して、体も心も夜の眠りに身体を備えます。
私たち人間は、昼と夜のリズムによって、眠り、目覚めますが、体の内部でも、同じように昼と夜のリズムがあって、交感神経と副交感神経という自律神経の働きの昼夜の切り替わり、ホルモンの分泌の変化などが起こっています。

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