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起きられない:だから?朝食欠食の時代

朝食欠食:仕事や勉強の効率への影響を調査

朝食の欠食は、低体温や疲労感など体調低下の原因になるという調査結果が報告され、話題になっています。
京都市内でこのほど開かれた「第61回日本栄養・食糧学会」で、朝食欠食の影響を検証した実験データが発表されました。
(2009/6)
調査を実施したのは、大塚製薬佐賀栄養製品研究所の樋口智子研究員らのグループで、成人男性を対象に、朝食と知的作業の効率の関連性などを分析したものです。

朝食欠食:体温の低下・作業効率の低下をもたらす

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これまでも、朝食を食べないと勉強や仕事の効率が落ちるといわれてきましたが、具体的なデータをもとにした「朝食の大切さ」を科学的に裏付ける研究発表として注目されています。

ちょっと信じがたいが、パンや栄養調整食品の結果がおにぎりを上回った

朝食に、洋風のパン食をとった場合、朝食抜きの人にに比べて体温が明らかに上昇し、空腹感・疲労感は低く、仕事への集中力も高かったとの結果が出ています。
また、市販の栄養調整食品でも、洋風パンとほぼ同様の効果を示しました。

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一方、意外なことに、おにぎりを食べた場合は、朝食抜きに比べて血糖値は高く維持されはしたものの、体温の上昇や疲労感、作業の集中度、暗算作業能率の変動に大きな改善は認められなかったということです。

朝食欠食:起きられないから、食べられない

「起きたばかりで、食欲がわかない」・「起きるのが遅いので、食べる時間がない」
理由は様々ですが、厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、1人世帯の20代の欠食率が最も高く49・4%、次いで30代で41・1%だそうです。
もし、朝早く起きていたら、腹ぺこになって、朝食を食べなければ、とても仕事に、学校に出かけることはできません。「朝、起きるのが遅い」ことが、大きな理由の一つになっていることは事実です。

朝食欠食:解決策ははっきりしている

十分な睡眠時間・睡眠の満足感があれは、早い時間であれ、すっきりと目覚めることができます。しかし、睡眠時間の不足、睡眠の質の低下が、「もう少し寝たい」という欲求となります。起きられないことが、二度寝や寝坊の大きな原因になります。
睡眠のトラブルが次の日の昼の生活に悪影響を及ぼしているのが、朝食の欠食問題でもあります。悪循環の象徴てきな問題点のようにもみえます。
「朝食をとる習慣を作りましょう。」というのは、答えにならないように思われます。朝食ととる習慣の確立のためには、「朝の目覚めの質」がカギをにぎっており、朝のよい目覚めのためには、「良い睡眠」が、そのカギを握っています。
いろいろな問題は、単独で解決できないことが多いのです。生活全体の修正に話が及ばなければ、解決することは困難です。
しかし、この答えは意外なことではありません。ある意味で、当たり前のことです。
当たり前のことが朝食をとるという当たり前のことにつながります。

カテゴリ: 朝食