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食べずらさ:食器と一度に口に入れる量の関係

口に入れる量

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物を見たとき、私たちはその硬さ、口ざわり、適当な一口サイズがどのくらいかなどを自然に見分けます。
そして、適当なサイズのすくい取り、口へ運びます。
健康な大人であれば、長年の習慣で、自然に、無意識に判断して食事をします。

たくさん口に入れてむせる

ところが、高齢者で、食事の動作に不自由を感じるようになると、
かえって、一度に、たくさんの量を口に入れてしまい、うまく飲み込むことができなくて、食事でのどを詰まらせたり、むせることが多くなります。
いろいろな理由が考えられますが、スプーンで食事をすくい取る動作がうまくできない場合、
大きな食べ物を切り分けられない場合に、特に多く見られます。
うまく掬い取れないため、何度もすくい取ることがいやで、一度にたくさんの量をすくい取ってしまいます。
その結果、一度に飲み込める限度を超えた量を口の中に入れてしまい、むせの原因となリます。
むせは、苦しいだけでなく、肺炎などの原因となりますので、見過ごすことができません。

対策

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1.皿をすくい取りやすい構造のものに変える。
皿は、底の部分からふちにむかって滑らかな構造ではなく、できるだけ直角になったものがよいです。食べものをスプーンで追いかけるようにすると、食べ物が角でとまるので、すくいやすくなります。
2.スプーンのサイズを小さくする。
スプーンのサイズを小さくするというのも意外によい方法です。

介護者が食べさせるときの注意点

介護する側はできるだけ早く食べさせようとして、無意識にすくう量が多めになってしまいます。
高齢者の食べる速度と食事に使える時間との兼ね合いで、あせる場合もありますが、少しずつゆっくりと。
急いで、たくさん、これもむせの原因になります。

カテゴリ: 食事のトラブル