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長期記憶の分類:陳述的記憶と非陳述的記憶

陳述的記憶

長期記憶は陳述的記憶と非陳述的記憶に分けられます。
陳述的記憶というのは「陳述」すなわちことばで示される記憶という意味で、
さらにエピソード記憶と意味記憶に細分されます。

エピソード記憶

いつ、どこで、何をしたというような生活上のできごとに関する記憶で、個人的な記憶です。
認知症では、このエピソード記憶の障害が早くから現れるといわれます。

意味記憶

意味記憶というのは、ことばの意味や事実に関すること、概念的なことに関係する記憶で、多くの人の共有する種類のものです。

非陳述的記憶

手続き記憶とも言います。
非陳述的というようにことばによる記憶ではなく、
身体で覚えた記憶ということができます。
泳げる。自転車に乗れる。編み物。料理など。
この非陳述的な記憶は認知症になっても長く記憶として残っていることが知られています。

リボーの原則

リボーは記憶が失われるときの法則を「逆向性健忘」として、次のようにまとめた。

1.記憶は最近の出来事から失われていく。
2.知的に習得した記憶は体験的な記憶よりも失われやすい。
3.知的な能力は感情的な能力よりも早く失われる。
4.手仕事・身体的な習慣・技術・能力は最後まで保持される

カテゴリ: 認知症について