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花粉症の発見

1800年代にイギリスで発見されたのが最初

1800年代の初め、イギリスで多くの人が鼻水、発熱などの症状を訴えました。
原因はなかなかわからなかったのですが、1819年、J・ボスドクが、この症状が農村地帯で多くみられ、多くの人に症状が現れる時期が、ちょうど枯れ草で作られる堆肥の発酵の時期と重なることから、理由ははっきりしないまま、枯れ草がこの症状の原因ではないかと考え、枯れ草熱(hay fever)と命名しました。
1878年にC・H・ブラックレイが、症状をもつ人々の分布と空中に飛散している花粉の数に相関があることを発見し、調査を重ねた結果、枯れ草が原因ではなく、「花粉」が原因であると結論づけました。
これが、花粉症の始まりです。
このとき、空中に浮遊していた花粉はイネ科の植物だったそうです

アメリカ・日本ではいつから?

アメリカでは、1872年にセイダカアワダチ草・いわゆるブタクサによる花粉症が最初とされています。
日本でもアメリカからブタクサが入ってきて、全国に広がり、一時ブタクサの花粉症で鼻を赤くする人が多くなりました。
その後、ブタクサが減ったのか、あまり話題にならなくなりました。
日本での花粉症の報告は、本格的には1961年のブタクサ花粉症が始まりとされています。
それ以前にも花粉症の報告はありますが、まだ知識が不完全なものだったのか、正式には取り上げられていないようです。
1963年に日光のスギの花粉症の患者の報告から、日本の本格的なスギ花粉症がスタートします。
いまや、花粉症といえば、スギ花粉というほどの国民的な病気になりました。

カテゴリ: アレルギー , 花粉症と対策