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「ダニと喘息」の一覧

アレルギー性の喘息

アレルギー性喘息が起きる仕組み

アレルゲンが鼻やのどを通って、高濃度で、肺にまで達すると、IgE抗体をもつマスト細胞が肺粘膜、気管支細管の毛細管に集まります。
この場合は、症状が鼻水やくしゃみでは収まらず、喘息になります。
喘息の「喘」はあえぐという意味です。喘息の英語名の「asthma」も語源はギリシャ語のほぼ同じ意味の「あえぐ」からきています。

小児ぜん息とアレルギー

2種類のぜん息

ぜん息には2種類あります。
一般には、喘息を小児ぜんそくと成人ぜん息と区別しますが、これは正式な医学的区分ではありません。
2種類の喘息とは、喘息の原因による分類で、アレルギー性ぜん息と非アレルギー性ぜん息の区別です。

小児ぜん息:体質が原因?ダニが原因?

小児喘息で苦しむ子供たち

アレルギー情報センターによると、小学校で、3.3~13.1%、中学校で、5.3~11.9%もの子どたちに喘息の症状があるということです。
ただ調査方法が十分でないため、より精度の高い調査が進められている状況です。その調査の結果によっては、この数値はもっと大きくなる可能性があります。

アレルギー対策:寝具の管理

布団に多いのはアレルギーを起こすヒョウヒダニ

寝具に多く見られるのは、アレルギーを起こすことで知られるヒョウヒダニです。
ヒョウヒダニは、血を吸ったりすることはありません。いわゆる寄生虫ではなく、自分でえさをとって生活する種類の虫です。
しかし、このヒョウヒダニには小児喘息やアトピーを引き起こすアレルギー物質があり、家の中、特に床やカーペットの中、また寝具の中に住み着くため、人間が触れる機会が多く、ダニの中で、もっとも害をもたらす厄介な存在です。

ダニの発生:原因と対策の困難さ

ダニは風と共にやってくる

新築の家や新しい布団には、アレルギーの原因となるコナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニはほとんどいないそうです。
人が住み、人が使い始めると、まもなくダニの数も増してきます。
ダニには羽がありません。ダニは移動することがそれほど得意ではありません。しかしチリダニ類は埃の中にいますので、埃が動けば、ダニも埃とともに移動します。
風に乗って、衣服やいろいろなものに付いて、別の場所に移動するのです。
移動した先が、ダニに適した場所であれば、いつの間にか家の中、布団の中には大量のダニが住んでいるということになります。

ダニのアレルギーの原因:ダニの糞に注意

アレルギーを起こすダニ

世界中に生息するダニの種類は何千とありますが、その中でアレルギーを起こして問題になるダニは、主にヒョウダニ属のコナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニの2種類だけです。
そしてアレルギーを起こすのは、意外なことにダニそのものではなく、ダニの糞が主な原因なのです。