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「抗体VS攻体」の一覧

B型肝炎ウイルスと免疫

B型肝炎の症状

B型肝炎で肝臓が受けるダメージは極めて重篤です。
肝硬変や肝がんに発展することも珍しくありません。
だから、B型肝炎は恐ろしい病気だという認識を多くの人が持っています。

結核と免疫の働き

結核は過去の病気?

結核は、日本などの先進国では、過去の病気として、人々の中では忘れられつつあります。
しかし、結核は医療技術の発展にも関わらず、天然痘のように消え去ることはなく、むしろ勢力を盛り返しつつあります。


結核は現在も大きな脅威

世界全体では、2004年には、死亡率および罹患率は慢性活動性の患者が1460万人、890万人の患者が発症し、160万人が死亡しました。その患者の大部分は発展途上国ですが、先進国においても、免疫抑制剤を使用している患者やエイズの患者、薬物乱用などによって増大しつつあります。

過敏症(アレルギー)の原因は血液にあった

過敏症になりやすいモルモット

実験室でもっとも過敏症を起こさせやすい動物がモルモットです。
卵白のような無害なものでも、一度接種して免疫し、二度目に接種すると、数分後には落ち着きを失い、目や鼻をこすり始めます。
そのうちに、呼吸困難に陥り、毛が逆立ち、失禁や排糞し、呼吸困難のため激しく喘ぎ、血圧の低下、体温の低下が起こり、不整脈などの症状を呈し、脳は酸欠状態になります。
放っておけば、おそらく間もなく死んでしまうでしょう。
このような症状で死んだモルモットを解剖すると、肺の内部が組織液と空気でいっぱいに膨れ上がり、肺の形さえも歪んでしまっています。

免疫の負の部分の発見:アナフィラキシー

血清病の発生

免疫の働きは単純ではありませんでした。
破傷風の抗毒素は馬の血清から作られたため、馬の血清を抗原とする抗体が体内にでき、それがもとで、腎臓病や血管炎などの病気がおこり、死亡するようなケースが出てきます。
血清病と呼ばれました。
免疫反応の負の部分が現れた最初の例です。

アナフィラキシーから始まった

免疫機能のうちにある危険な部分

遺伝子のうちのたった一つの欠陥が重篤な免疫不全を起こし、生命を維持できな程の致命的な症状を引き起こすという事実は免疫機能のうちにひそむ危険性を暗示しています。
免疫機能の一連の発見は、生体防御システムとして驚くばかりの巧妙さの発見でもあったため、研究の多くは、巧妙さの仕組みの方に向けられ、潜在する危険性に注意を向ける人はいませんでした。