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「原因」の一覧

がんとの闘い:国家的な取り組みも結果を出せない

死亡原因の1位は、今も、がん・癌

1981年(昭和56年)以来日本人の死亡原因の1位はがん・癌です。
現在では2人に一人ががんになり、3人に一人はがんで亡くなっているのです。
驚くべきことです。がんはそれほど蔓延しているのです。

がん:古くからあるが、まさにがんは現代病である

がんは古くからある

がんは非常に古くからあり、エジプトのミイラにもがんが発見されています。
がん(cancer)という名前はギリシャ人に由来します。
がんの組織が蟹(cancer)を連想させたため、この名前が付けられたといわれています。
今日、がんは悪性の新生物(腫瘍)のことを指しますが、
これは、1967年Willisによって、「周辺の組織と協調することなく、無関係にしかも増殖刺激なしに成長を続ける集塊」と定義されました。

がんの発見

がんは予測できない

今日の医学的な検査では「がんの発生」を予測することはできません。
がんになる前の段階を捉えることはできないのです。
いつも聞かされるのは、「がんが発見された」ということであり、「がんが再発した」ということなのです。
可能なのは、がんの早期発見であり、がんになって初めて「がんである」ことを知るのです。
そして早期発見というのは、がんの細胞レベルでの発見のことではなくて、がんが腫瘍化した段階になって初めて発見することができるのです。

がんと化学物質:身体の汚染・環境の汚染

がんの原因の追究

J.Hillは、1761年、嗅ぎたばこの常用が腫瘍の発生に関係していることを発見し、報告しました。
次いで、1775年にはP.Pottが煙突掃除の少年たちに陰嚢がんが多発していることを突き止め、その因果関係を指摘しました。
これはがんの原因となるものを発見した最初の例と考えられています。
これらの研究により、がんは理由なく、自然にできるものではなく、何らかの原因があること、とくに環境因子が発がんに深い関係を持っていることが示されたため、化学発がん物質という考え方が定着するきっかけとなりました。