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がん:古くからあるが、まさにがんは現代病である

がんは古くからある

がんは非常に古くからあり、エジプトのミイラにもがんが発見されています。
がん(cancer)という名前はギリシャ人に由来します。
がんの組織が蟹(cancer)を連想させたため、この名前が付けられたといわれています。
今日、がんは悪性の新生物(腫瘍)のことを指しますが、
これは、1967年Willisによって、「周辺の組織と協調することなく、無関係にしかも増殖刺激なしに成長を続ける集塊」と定義されました。


がんは長寿が原因?

多くのがん研究者が現代人ががんになるのは長寿のせいだといっています。
がんの専門誌、研究者の書籍に目を通すと、ほとんど長寿と結びつけていることは驚きです。
確かに高齢になるほどがんになる確率は高くなります。
現代人はかつてないほど長寿になりました。
がんになる確率が高くなるのは、ある意味で当然のことです。


がんは現代病

しかし、がんを単純に長寿と結びつけるのは、極めて不自然な考え方です。
かつては「小児がん」はほとんどありえない病気でしたが、今日では珍しい病気ではありません。世界では何百万人の子供たちががんになっているのです。
小児がんの増加をどのように長寿と結びつけて説明するのでしょうか。
野生動物にがんが多発しています。
野生動物は長寿になったのでしょうか。
別の答が必要です。
がんの歴史は確かに古いのですが、がんは現代病です。
現代の何か(一つとは限りません)が、がんの原因となっているに違いないのです。
アフリカで医療活動をしたシュバイツァー博士は当時のランバレネではがん患者を診ることはほとんどなかったといっています。
シュバイツァーの観察では、塩の摂取の増大と、がんの発生がリンクしていると述べています。
アフリカの奥地に大量の塩が持ちこまれるようになったとき、それまで見たことがなかったがんが彼らの社会に発生するようになったといいます。
生活の変化、食べ物の変化、環境の変化の中にがんの原因となったものが潜んでいると考えられています。
現代生活ががんの原因となっているというのです。

化学汚染

なにしろ現在の日本人の死亡原因の1/3が、何らかの「がん」なのですから、現代病であることに名違いはありません。
100年前にはがんで亡くなる人は珍しく、だれもががんになる恐怖を感じるような病気ではありませんでした。
しかし、現在は、知り合いの誰かしらががんを患っています。
有機化学薬品の氾濫は環境ホルモンとなって人間も野生動物も等しく痛めつけています。
これらの化学薬品は自然界にないものですから、これを体内で代謝する酵素がないのです。
代謝できないため、体内の脂肪に蓄積されるのです。
多くの動物、とくにヒトの体内に化学薬品が蓄積されているのは大きな恐怖です。
多くの化学薬品に発がん性、あるいはがんのリスクを高める可能性があることが指摘されています。
汚染された植物、汚染された動物を食べているため、食物連鎖の頂点にいる私たち人間の体内には驚くほどの濃度で化学薬品が蓄積されているのです。
しかもいろいろな種類の化学薬品です。
いまや、あまりにも種類が多く特定することができないのです。
はっきりと発がん性が確認されている化学薬品も数多く含まれています。
これらががんの原因にはならないのでしょうか。
化学薬品が、もし、完全に地上から消え去ったら、がんは急速に減少するでしょう。
しかし、もはや後戻りできないところに来てしまったのです。
がんの研究は本当の意味でがんの原因がなんであるか明確な答を得ていません。
同様に、治癒させるがんの治療法も確立していません。

カテゴリ: がん