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「治療」の一覧

他人のがんを自分に注射した人

がんは抗体で治る病気ではない

1808年10月17日、パリのセントルイス病院で、J.L.アリベールという医師は、乳がんの患者から採取した腫瘍をどろどろにつぶして、これを自分に注射してみました。
パスツールが牛痘を発見し、接種して、抗体が体内にできた結果、天然痘が完全に地上から撲滅されたことはよく知られています。
研究者は驚くべきことをします。弟子にも同じように注射しました。
果たして、結果はどうだったのでしょうか。

がんの発生と成長そして化学療法について

がん細胞の成長は遅い

多くの人はがん細胞の成長はとても速いと感じていますが、がん細胞の成長速度はほかの正常な細胞と比べて極端に遅いのです。
がん化した一つの細胞が成長して分裂・増殖し、直径1cmの大きさになるには30回の細胞分裂が必要ということです。
この30回の細胞分裂に要する時間はだいたい10年から15年かかります。
この成長速度と胎児が1個の受精卵に始まって10か月で3kgから4kgに成長し、誕生を迎えることを比較してみると、成長速度の違いは明らかです。