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ダニの生息条件と退治法

ダニの生息条件と退治法

家屋内に生息するダニ類の繁殖条件は下記のようですから、ダニを退治するには繁殖条件を減らすか無くすことです。

  • 高温多湿の環境があること:20~30℃で60%RH異常がダニには適。
  • 餌があること:ハウスダストの中のフケをチリダニは好む。
  • 産卵場所があること:背光性なので暗くて潜れるところを好む:畳、絨毯、寝具等。

退治法

  1. 窓を開けること
  2. 屋外の湿度が低い時には東西や南北2方向の窓を開けて、室内に風を通します。

  3. 調理場やふろ場の水蒸気はその場の換気扇で外にだすこと
  4. 調理中に発生する水蒸気は1時間当たり500g、入浴中は1時間1000gで、加湿器500g/時間と同程度の水蒸気を出しますので、室内には放出しないでください。

  5. 室内に洗濯物を干す場合には部屋をえらぶこと
  6. 洗濯物1kgから抄出される水蒸気は100~300g/時間ですから、風呂場や板間のような吸湿性の低い素材でできた場所に干します。寝室、畳部屋、ウール絨毯部屋は避けます。

  7. 家を長期間閉め切らないこと
  8. 昭和50年代に建てられた気密性の高い家を閉め切ると、室内湿度が外気に比べて5~20%高くなり、ダニの繁殖を助けます。旅行に出る場合には天窓等を開けておくような工夫がいります。

  9. 部屋の間仕切りは少なくすること
  10. 部屋の間仕切りをすると、部屋間に温度差が生じ、温度の低い部屋に結露が発生しますのでできるだけ部屋間の間仕切りはさけます。結露はダニやカビの発生の原点になります。

  11. 掃除は週2回すること
  12. 150W以上の掃除機で(これ以下の仕事率ではダニはとれません)ダニの糞を除去すると掃除する度に糞由来のアレルゲン量は減りますが、4日間掃除しないと、また、もとのアレルゲン量に戻りますので3日に1度、すなわち1週間に2回は掃除が必要ということです。

  13. 床に多くの荷物を置かないこと
  14. 床面に荷物が置かれていると掃除がしにくく、いつも同じ場所に塵が蓄積されることになります。

  15. シーツやカバーの洗濯は週1回すること
  16. 寝具類に多いチリダニは卵から幼虫になるのに1週間かかります。幼虫は糞をしますので週1回洗濯すると寝具に付着する糞量を激減できます。布団の丸洗いは年1回でよいです。

  17. 布団は叩かないこと
  18. 日光で布団を干した後布団を叩くと綿の中の糞が粉々になって布団表面に出てきます。叩いたら必ず布団表面に掃除機をかけてください。掃除機かけが面倒なら叩かないことです。

  19. ダニを殺すには50℃に加熱すること
  20. 布団乾燥器やホットカーペットの「ダニ工程」にすると50℃に加温されダニは死にます。

カテゴリ:ダニ博士・吉川翠のダニ・カビ対策