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「過敏症」の一覧

アレルギー性の喘息

アレルゲンが鼻やのどを通って、高濃度で、肺にまで達すると、IgE抗体をもつマスト細胞が肺粘膜、気管支細管の毛細管に集まります。
この場合は、症状が鼻水やくしゃみでは収まらず、喘息になります。

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アレルギーとアナフィラキシー

花粉症などのアレルギー症状は、普通、鼻腔の塞がりや鼻水、目のかゆみ、くしゃみ、微熱などの症状になりますが、いのちにかかわるほど重症になることはありません。
しかし、イソギンチャクの毒で死んだイヌや卵白で死んだモルモットのように、重篤な症状アナフィラキシーを示すアレルギーもあります。
アナフィラキシー症状を起こすアレルゲンとして有名なものには、ペニシリン、すずめバチの毒などがあります。

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受動免疫と能動免疫:血清療法の危険性

抗体が含まれる血清を注射することで、動物の体内で作られた免疫機能をもらうのが血清療法です。このように自分の体内で作られものではない免疫ですから、受動免疫passive immunizationと呼ばれます。
第一の問題は、免疫機能が短命であるということです。
早ければ、注射して数日もすれば、代謝され、尿中に排出されてしまいます。

しかし、血清療法にはもうひとつ、もっと深刻で、決定的な問題がありました。

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食物アレルギー

食物アレルギーの症状は、ほとんど吐き気と嘔吐、腹痛と下痢です。
掻痒、蕁麻疹、ぜん息になることもあります。
ただ、食物アレルギーは心理的な影響も大きいと考えられています。自己診断の食物アレルギー患者について、実際に検査してみると、3分の2は、陰性だということです。
他の原因による不調をアレルギーと思い込んでしまったということです。

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IgE抗体:アレルギーの仕組みと症状

IgE抗体自体は誰にでもある無害な抗体です。
そして、ある特定の抗原と特異的に結合する末端の特徴的な構造をもっています。
アレルゲンに曝されると、IgE抗体の産生が始まり、抗体の量が一定レベルを超えると、マスト細胞、好塩球と結合します。マスト細胞や好塩球はヒスタミンなどの生理活性をもつさまざまな化学伝達物質を蓄えた顆粒で満たされています。
IgE抗体はマスト細胞や好塩球と結びつくことで、血液とともに全身をめぐり、産生の原因となった抗原を捜し求めることになります。
IgE抗体が見つけ出した抗原と結合すると、それが引き金となって、マスト細胞や好塩球はヒスタミンなどの化学伝達物質を細胞外に放出します。

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過敏症(アレルギー)の原因は血液にあった

実験室でもっとも過敏症を起こさせやすい動物がモルモットです。
卵白のような無害なものでも、一度接種して免疫し、二度目に接種すると、数分後には落ち着きを失い、目や鼻をこすり始めます。
そのうちに、呼吸困難に陥り、毛が逆立ち、失禁や排糞し、呼吸困難のため激しく喘ぎ、血圧の低下、体温の低下が起こり、不整脈などの症状を呈し、脳は酸欠状態になります。

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アナフィラキシーから始まった

遺伝子のうちのたった一つの欠陥が重篤な免疫不全を起こし、生命を維持できな程の致命的な症状を引き起こすという事実は免疫機能のうちにひそむ危険性を暗示しています。
免疫機能の一連の発見は、生体防御システムとして驚くばかりの巧妙さの発見でもあったため、研究の多くは、巧妙さの仕組みの方に向けられ、潜在する危険性に注意を向ける人はいませんでした。

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