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全体を見る・原因を知る

健康な生涯に必要なもの

肉体を形作るもの、内臓、器官、組織の代謝、さらに精神を形作るもの、
そのすべてに調和が保たれていることが健康であり、生命の活力を生み出すものです。
もし代謝の調和、バランスが乱れていれば、それは病気の始まりであり、病気のしるしです。
現代の医学は、極端な対処療法・対症療法に目が向いており、部分に集中しています。
病気になった部分に目を向けますが、秩序をもつべき全体には目を向けません。
科学をはじめ、医学は、問題が生じた部分・器官を取り上げ、
その問題そのものを取り扱うのが得意です。
がんが生じていれば、切除、放射線治療、化学療法。
がんそのものに目を向け、治療を試みます。


何を見ているのか

なぜ、がんが生じたか、
今後、がんが生じないためにはどうしたらよいかということについては、
現代の医学は、ほとんど手段を持っていません。
苦手なのです。
「どうして私はがんになってしまったのでしょうか?」
このように質問しても、ほとんど価値のある答えは返ってきません。
がんの専門医でも、そのようなことは知らないのです。
というのは、がんの専門医というのは、発生してしまったがんを発見し、
切除の手術か、放射線治療か、場合によっては化学療法で治療するか、
その判断をし、およそ3つの方法を使って、がんの治療をする専門家だからです。


人間全体に目を向けることこそが代替療法

部分に目を向け、単純化して、そこに治療を施すという医学のやり方に対して、
生活の変化、食事の変化が、がんなどの現代病の原因であるとする食事療法の考え方は
真っ向から対決することになります。
なぜなら、がんそのものの治療をするのではなく、
身体全体、精神を含めた人間を回復させようとするのが食事療法であり、
真の代替療法の基本的なスタンスなのです。


内的な平衡こそが重要

食事療法こそが真の健康を生み出すと考える人たちは、
適切な食物の適切な摂取こそが、健康を生み出すばかりでなく、
病気も、がんも治すのだと考えるからです。


間違った栄養が病気を生み出す

がんになった原因も、いろいろな化学汚染の影響があるものの、多くは、それまでの食事や生活の習慣が原因だと考えています。
栄養が原因でがんが発生したのなら、治すのも食事を中心とした栄養の問題に深く関係しているはずだということです。

一見、食べ物ががんを治すというのは、無謀な発想のようにも思われます。
しかし、薬が病気を治すのではなく、体内の免疫ががんも病気も治すのだということは、
十分に認識されています。

薬で健康にはならない

医薬品は免疫系を強化することはしません。
むしろ、病原菌やがんなどの細胞にダメージを与えるものが医薬品の働きです。
抗がん剤といわれるものは、がん細胞にダメージを与えると同時に、免疫系にもダメージを与えるものです。
毒性の強いものが抗がん剤です。
毒により、がんも免疫系もダメージを受けます。
ですから、抗がん剤による治療が苦しいのは当然なのです。
免疫系ががんよりも早く、力強く回復すれば、弱ったがん細胞を攻撃できるという考えが
抗がん剤を使う論理的な説明です。
毒を使って身体を健康な状態に戻すことはありえないのです。


人間全体を見る

免疫系を含む体全体のバランスが正常で、健康であれば、本来がんにならないとすれば、
がん化した細胞が免疫系によって日々取り除かれているためだということが言えます。
がん細胞はどんな健康な人でも、頻繁に発生していることが知られているのですから。
がんという部分を見るのではなく、遠回りのようでも、人間全体の本来あるべき健康な姿に回復することが「がん」を治癒させる唯一の道です。

これらのことを総合して考えると、免疫系を正常化し、
代謝を正常化し、人間の全体を生き生きとした状態に保つことで、
がん化した細胞を破壊し、がんを治療しようとする食事療法が
決して無知に基づくものではないことがわかるのです。

カテゴリ: 代替療法の思想