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「代替療法の思想」の一覧

食事療法とはどういうものか

食事の成分が薬のように働くのか

食事療法というと、普通の食べ物ががんなどの病気を治す薬のような働きを意味すると考える人たちがいます。
当然、批判的で、「食べ物ががんを治療できるはずがない。」
批判する人たちは、何か、前近代的な思い込みに囚われた人たちが、効果のないものにしがみついているように感じるようです。
しかし、食事療法は「無知な選択」と簡単に切り捨てることはできません。
欧米では、知識人を中心に、多くの人が食事療法を選択しているのです。
食事療法というのは、単純に、食事を薬と同列に置くものではありません。

代替療法の真の位置づけ

代替療法は無知のゆえに選ばれるのか

代替療法は、ある意味、通常療法で見捨てられた行き場を失った患者が、最後に、 藁にでもすがる思いで、頼るもののようなイメージを持つことが多い。
内容が迷信的であっても、盲目的であっても、何ら根拠らしいものがなくても、もう深く考えられない状況に陥った人たちは、何かにすがりたいのだ。
価値や効果があるとは言えないが、それでも、そこにすがる、それが代替医療だと。

ゲルソンに代表される食事療法は本当に効果があるのか

食事療法にみる質の違い

食事療法というと「まがい物」と感じる人が多いと思われます。
何かを食べると、何々の病気によい・・・などというテレビの健康番組を連想するせいでしょう。
しかし、食事療法の父といわれるゲルソンの食事療法は、きわめて厳格に設計されており、そんなシンプルなものではありません。
また、簡単にできるものではありません。
ゲルソン療法を健康番組の食事療法と比較するのは、たいへん失礼なことです。
彼の療法は質が高く、厳格なもので、現在の医学では、ほとんど無視されていますが、驚くべき実績がある方法です。

自然の食物の医薬的な価値と食事療法

医薬品と自然の食品・薬用植物

現代医学の治療で用いられる薬剤は、常にく同じ成分の、同質のものでなければ、医薬品として認可されません。
自然界で採れるものは、そこに有効成分、薬効成分が多量に含まれていても、成分が安定しないため、医薬品として認可されることはありません。
自然のものは、地域により、土地、天候により、常に成分に変化が生じます。
自然のもので、常に同じものを作り出すのは不向きです。
しかし、医薬品として認められるためには、「ばらつき」は受け入れられません。

原因をさぐること・対症療法ではがんは治せない

自分ががんになったら(私にはがんよりも恐ろしい腫瘍ができています。)、まず、原因を探ることから始めなければ、治療はできないと考えるべきではないでしょうか。
いきなり、手術、放射線治療、化学療法と言われても、納得できないのです。
しかも、がんの治療は少しも成功しているようには見えないのですから。
これは、あくまでも個人的な印象ですが。

全体を見る・原因を知る

健康な生涯に必要なもの

肉体を形作るもの、内臓、器官、組織の代謝、さらに精神を形作るもの、
そのすべてに調和が保たれていることが健康であり、生命の活力を生み出すものです。
もし代謝の調和、バランスが乱れていれば、それは病気の始まりであり、病気のしるしです。
現代の医学は、極端な対処療法・対症療法に目が向いており、部分に集中しています。
病気になった部分に目を向けますが、秩序をもつべき全体には目を向けません。
科学をはじめ、医学は、問題が生じた部分・器官を取り上げ、 その問題そのものを取り扱うのが得意です。
がんが生じていれば、切除、放射線治療、化学療法。
がんそのものに目を向け、治療を試みます。