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厳格な内容と徹底した要求

緻密・厳格な食事療法

ゲルソンはドイツの優秀な(有名な医師で、臨床家でした。(彼はユダヤ人でした。)
医学的な学会や研究会でリーダー的な存在でもありました。
彼は戦争を逃れ、アメリカに移住して、医療活動を継続しますが、彼の食事療法は医学界の理解を得ることができず、医療活動の継続のため、メキシコに移住して、クリニックを運営します。
現在、そのクリニックを引くついで、ゲルソン療法の普及に努めている、娘のシャルロッテ・ゲルソンによると、
ゲルソンはは、米国の連邦議会で政策の議論に深くかかわったこともある、きわめて優秀な医師であったということです。
ドイツ人であり、ユダヤ人であるゆえか、彼の食事療法は緻密でかつ極めて厳格な内容です。
彼は、臨床による経験で確認を重ねてきた食事療法に絶対の自信を持っています。


ゲルソン療法の精神

当然、そのような医師が提唱するがんの食事療法ですから、
何か特別な自然食品を食べれば、がんが治る的な安易な食事療法ではありません。


彼の療法は
①きめ細かく
②極めて精密に
設計されています。


食事療法を形作っている構成部分のすべてが、それぞれ重要な役割を担っており、
どの一部分も省略することはできません。 相互に関連があり、協調し合って効果を表します。
そのため、まるごと全体を行わなければならないのです。
ある部分だけを取り出して、まねをしても意味がありません。

①要求が厳しく、
②集中的で、
③広範な
食事療法です。


この食事療法はどのように大変なのか

いわゆる「健康食」の勧めであれば、がんによい食べ物は、・・・です。
という話で終わります。
しかし、考えてみれば、
本気で末期がんを治そうとする食事療法がそんな簡単なはずはありません。
治療期間、一切の動物食を禁じ、塩、砂糖はもちろんのこと、農薬を使った野菜、化学肥料で育てた野菜を禁じ、瓶詰、缶詰、冷凍食品を禁じます。
コーヒー、紅茶、日本茶も禁止。その他もろもろ。
いったい何を食べたらよいのかというほどです。
そして、徹底して生野菜ジュースを飲ませ、ナトリウムを禁じ、カリウムを摂取します。
もちろんのこと、化学療法の薬を禁じ、食事の栄養で、がんを治そうとします。
そこには、明確ながんとの闘いがあります。
この療法に切り替えるには、覚悟が必要なのです。
食事を切り替えるのではなく、生活を切り替えなければなりません。

まさに化学療法の対極にあるのが、ゲルソンの食事療法です。

多くの期がん患者がよりどころに

現在の医学では、ゲルソンの考えるような食事療法を受け入れる余地はありません。
しかしながら、彼の診療の記録は、末期がん患者が何人も回復していることを示しています。
もちろん、うまくいかないケースもあるでしょう。成功率はせいぜい50%程度のようです。
しかし、末期がんを治せると断言できる治療法が、ほかにあるわけではありません。
末期がんですから、成功率が50%というのは、驚きであり、同時に残り50%はどうしてだまだったのか考えさせられます。
末期がん患者だからこそ、この厳格で、困難な食事療法に取り組めたという可能性もあります。
死を目の前にしていたからこそ、やり遂げることができたのではないかと思われるのです。
多くのがん患者が、ゲルソン療法に挫折し、あるいは、自ら基準を下げ、治療尾効果がないレベルに変更してしっまった可能性は捨てきれません。
長い闘いです。、厳格な基準との戦いです。終わりはなかなか見えません。
多くの行き詰った末期がんの患者が、この療法よりどころにしています。
それなら、できるだけ早い段階で、この療法に切り替えるということも選択肢になるのではないかと感じられます。

カテゴリ: ゲルソン食事療法