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測定時間・電力量の計算

ワットアワーメーター管理プログラムで測定できること

ワットアワーメーター本体で表示できる測定項目は、ボタン操作にっていろいろありますが、 管理プログラムがデータ収集するデータは限定的です。次の4つのデータが、測定周期ごとに取得されます。

  1. データの日時:年、月、日、時、分、秒
  2. 経過時刻(分単位)
  3. 積算電力量
  4. 測定電力

測定日時の情報から、個別の年、月、日、時、分、秒の情報を取り出す方法は、「日時データ:各要素の取得」に書いてありますので、参考にしてください。


測定時間

測定時間は、「0:02」、「0:04」、「1:44」、「1:46」のように、「時:分」の形式で表示されます。
感覚的には、わかりやすいのですが、計算上は、1時間44分を「1:44」と表示するよりも、「104分」とした方が扱いやすいデータになります。
下図のように、「=A3-$A$3」と入力します。(例ではK列に。E列~J列は、日時データを取得する例で使ったデータが入っていますので、ここでは画面を見やすくするため、非表示にしています)

timeinfo-1.jpg

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数式の参照形式に注意

A3は相対参照という形式のデータです。
このデータは別のセルへ式をコピーすると、位置関係がその分シフトするようにするセルの参照形式です。
式の後半の「$A$3」は、この式をコピーした場合も、シフトすることなく、A3を参照させる書き方で、絶対参照形式といいます。
列名のみを絶対参照にした「$A3」という参照形式、逆に行番号のみを絶対参照にした「A$3」という参照形式も有効です。このように、絶対参照と、相対参照を混合した形式は、混合参照と呼びます。
この数式は、セルをコピーしたとき、威力がわかります。



「=A3-$A$3」と入力して、確定すると、下図のような妙な結果になります。

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セルの書式を調整する

別に驚くことはありません。これは、Excelが自動で適用するデータへの書式間違っているだけです。書式を変更しましょう。「Ctrl」+「1」(コントロールキーと数字の1)を同時に押します。すると、セルの書式設定ダイアログが表示されます。

timeinfo-3.jpg



左側の分類が「ユーザー定義」、右側の「種類」が、「yyyy/m/d h:mm」となって反転しています。右側の欄の上の方にも同じ内容が表示されています。こちらの方を次のように変更します。「[m]」。OKをクリックします

timeinfo-4.jpg



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数式の結果は0:この式を複写する

下図のように「0」となったはずです。A3のセル同士(同じ値)の引き算ですから、0になるのが当たり前です。
「0」のセルの右下のコーナーにマウスを合わせて、カーソル形状が下図のように変わったら。ダブルクリックします。

timeinfo-5.jpg



数式が最後のセルまで入力されます。セルの値は測定時間を分で現した値です。先ほどの書式設定で「m」は分で表示するようにという指示です。[m]と括弧で囲んだのは、60分を超えても、「時」に繰り上がることなく、分を加算して表示させるための設定です。

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他のセルの数式を見ると、コピーしたセルの位置によって、A3と入力した方は、A4、A5と変化していきますが、$A$3とした方は、位置が変わっても、$A$3のままです。数式をコピーするときの基本的なテクニックです。

timeinfo-7.jpg

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カテゴリ: データ処理テクニック紹介